排水管改修工事のポイント(第2回)

今回は
排水管改修工事のポイント(第2回)
についてお話したいと思います。

(6)浴室がユニットバスの場合、ユニットバスの床下排水管を更新するかどうか検討が必要

排水管改修工事を行う際、各専有部分がどのようなリフォームを実施しているかが問題となります。
そのなかでも特に問題になるのがユニットバスです。

・ユニットバスの床下配管を更新する場合、ユニットバスを解体しなければなりません。

その理由は、
解体・復旧が可能なユニットバスはごく限られたものであるためです。
復旧する際必要となる部品が、製造メーカーにあるかどうか、ということがポイントです。

また、解体・復旧した場合、メーカー保証がなくなってしまうことも注意点です。

なので、施工業者がユニットバスに手をつける場合、新しいユニットバスへの更新を推奨します。

(7)コンクリートの上に防水層を設けてある浴室の場合、排水管が防水層を貫通しているため、防水層の復旧工事も必要となる。

個人で、このタイプの浴室をユニットバスに変更しているケースをよく見かけますが、大変驚かされる状況もあったりします。

リフォームの際は、充分注意して下さいね。

おすすめの記事